杉本園通信

残暑お見舞い。新茶が終わって。素敵な出会い。お便りの紹介。No.02‘96-08

お茶畑
エイゴ
エイゴ
おはようございます!こんにちは!こんばんは!
『無農薬茶の杉本園』三代目お茶農家のエイゴです!

今回の記事は1996年8月に母が書いて皆さんに送った通信になります。

No.01は残念ながらデータを紛失してしまったので、No.02からになります。
無農薬茶の杉本園の初期の頃の出来事です。

ぜひ最後までご覧下さい。

残暑お見舞い申し上げます。

暑い
毎日暑い日が続きますね。
我が家では例年になく遅い二番茶の刈り取り(今年になって二度目のお茶刈り)が終わり、近頃は草取り、肥料ふり、EMストチュー(木酢入り)散布と毎日忙しく過ごしています。

今年もまた、昨年同様日照りが心配されお茶の木に水を掛け始めた人たちもいます。
東北の方では冷夏では?という声も聞かれ、なにか段々と日本も北朝鮮のように“農作物がとれなくなっていくのかなー“と素人考えでも不安になります。

しかし、この無農薬のお茶畑はカマキリ、バッタ、蜘蛛、ミミズ、そして何種類かの害虫や、雀、ウグイス、セミ、狸などなど今までになく他種類の生き物がいて、畑がにぎやかになりました。
自然の生態系に戻りつつあるかなって主人と畑仕事の手を休め楽しんでいます。

新茶が終わって

皆様から多くの励ましのお言葉をいただきました。
本当にありがとうございました。
とても嬉しかったです。

お茶ひとつでも、こんなに心を通わせてもらえるなんて、お茶はあまり良い出来ではなかったけれど、それに変わる以上の幸せでした。

無農薬でやっている仲間達とも話し合いましたが、やはりみんなお茶がガサガサした感じになったようです。
ある人は「まあ、これが化学肥料を入れないお茶の特徴だよ!しかたないよ」と言っていました。

でも化学肥料に変わる何か別の物でチッソ分を補えないかと、菜種粕より比較的チッソ分の多い大豆粕も畑に入れてみました。

また、今までの畑に加え、今年からやはり山に囲まれた1haの畑も無農薬でやり始めました。

七月いっぱいまではなんとか無農薬できました。
この夏が心配です。

(おじいちゃん達もそろそろ渋い顔になってきました。害虫も増えてきました。フーーー)

でもそんなことは言っていられません。
私たちの目標に向かって進むだけです。

こんな素敵な出会いもありました。

嬉しい
自然食通信を見てお茶を買って下さった方の中に、大学で生体情報学を研究されている先生がいらっしゃいました。

「お茶は抗酸化力が強い食物なので、普通に飲むと八割方捨ててしまうのでもったいないですよ。葉から茎から全部頂いた方が身体にも良いので、粉にして全部頂いていますよ!」とアドバイスを頂きました。

私達の今までの感覚ではちょっと不思議な感じですが、ちょうど主人の会社でお茶をパウダーにする機械の試作試験をしていましたので、少しパウダーにしてみました。

それで、冷水で溶かしたり、牛乳に入れて飲んだり、アイスや和菓子などを作ったり、お料理に使ったりしました。
自分でも言うのも何ですがなかなかおいしいと思いました。
よろしかったら使ってみて下さい。

そして、おもしろい使い道などがありましたら教えて下さい。
お願いします。

しかし冷水には溶けにくいので茶筅などを使ったらよいと思います。
残念ながら私は持っていません。

お便り紹介 PART II

紙飛行機
(またまた勝手に転記させて頂きます。すみません)

東京の内田さん

長いお便りありがとうございます。
鍼灸治療室をやっていらっしゃるようで、人間の身体に例えて、“長い目で見ると良いのでは・・・”とアドバイスと励ましのお言葉を頂きました。

宝塚の片岡さん

とても長いおつきあいです。(私達が結婚する前からです)
いつも、すてきなお礼状を頂き恐縮してしまいます。

NHKのお昼の番組で金谷町が放送されたので興味深く見てくださったそうです。
いつかお茶畑を見ながらSLにでも乗りにいらして下さい。

京都府の川戸さん

「香りと味に懐かしさがあります。昔のお茶はこんな風味だったのではないでしょうか」
このようにみていただくと、なぜかうれしくなります。

すてきな稲妻のハガキでお名前がありませんでした。

「自然相手の物をなぜ工業製品のように扱うのか、今の規格に強いいきどうりを持っています。波があってもいいんです。」

最近の私達

毎日暑くて、主人は涼しい朝6:00頃から畑に行き、日中は会社に行き、夕方帰ってきてから7:00過ぎまで明るいうちは畑に出ています。
あわただしいですが、生き生きと仕事をしている様な気がします。

私はあまり畑仕事が好きではありませんでしたが、皆様をはじめ、いろいろな出会いにより食べ物の大切さや、人の温かさに触れる度に畑仕事が楽しくなってきました。
自分でも不思議ですが、お茶ばかりか私も皆様に育てられている気がします。

今年は一番茶の出来が今ひとつでしたが、皆様の温かい励ましにはとても助けられました。
暑くても畑に出て、今まであんなに面倒に思っていた草取りがホイホイできます。

嘘みたいです!

本当にありがとうございました。
毎日暑い日が続きますがどうぞお身体に気を付けて下さい。

何人かの方に「まだお茶はありますか?」と聞かれました。
あさつゆは200gの袋でしたらまだ少しはあります。
やぶきた、粉末茶は問屋さんに出荷しないで保管してありますので、まだ十分あります。

お茶通信No.02まとめ

エイゴ
エイゴ
いかがだったでしょうか?

実は昨年も通信をブログに途中までまとめていました……が!
自分のポカでブログデータが無くなってしまいました。

今回からまた、少しずつお茶通信も載せていこうと思います。
よろしくお願いします。

今回からの写真は”最近撮影した写真”や”フリーの写真”になりますが、No20(2000年)位からは当時の写真が残っているので、それも含めて紹介できればと思います。

最期まで読んで頂きありがとうございました!

この記事を書いた人
エイゴ
エイゴ
無農薬茶の杉本園の長男坊!
主に「お茶の製造加工」「ホームページ作成・管理」を担当!
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