お茶と健康

深蒸し茶の効能はガン予防に効果あり!普通煎茶との違いや特徴も解説

緑茶を淹れる
エイゴ
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おはようございます!こんにちは!こんばんは!
『無農薬茶の杉本園』三代目お茶農家のエイゴです!

「深蒸し茶ってどんなお茶なの?」
「深蒸し茶と普通の煎茶との違いが分からない……」

という方多いと思います。

実際に杉本園にもこのような深蒸し茶に関する質問をよく頂いております。
深蒸し茶は味が美味しいのはもちろんの事、健康面で大きな効果を発揮する緑茶です。

この記事では深蒸し茶の特徴と普通の煎茶との違い、また深蒸し茶の効能について解説していきます。

深蒸し茶の特徴

深蒸し茶の発祥は静岡県中部の牧ノ原台地とその周辺地域だと言われています。

その地域は江戸時代末期までは茶園など一つもない荒地でしたが、明治維新によって職を失った士族や川越人足たちを中心に茶園がつくられ、一説では明治30年代に菊川市の茶農家によって深蒸し茶が作られたと言われています。

そんな深蒸し茶は製造の最初の工程である蒸し時間を通常の2~3倍多く確保し、秒数にして60秒~90秒程度蒸した製法のお茶を言います。

蒸すことによって渋みが抑えられる一方で、旨味が抽出されるためマイルドな味わいが楽しめます。
渋みが苦手という方でも十分に飲みやすい緑茶となっています。

深蒸し茶と普通の煎茶との違い

深蒸し茶・普通煎茶の違い
深蒸し茶と煎茶の違いとしてまず第一に製造方法が挙げられます。
深蒸し茶が60秒~90秒ほど蒸して作られるのに対して、普通の煎茶(浅蒸し煎茶)は一般的な蒸し時間である30秒~40秒ほどで作られるお茶です。

このような製造方法に違いがあるのはもちろんですが、深蒸し茶と普通の煎茶の見た目や味わいの違いも忘れてはいけません。

味の違い

普通の煎茶は旨味と渋みの両方を兼ね備え、後味がすっきりとした味わいとなっています。

深蒸し茶は先ほども述べたように、長時間蒸すことによって渋みが抑えられます。
その一方で、旨味が多く抽出されるマイルドな味わいとなっています。

見た目の違い

また、見た目にも違いがあります。

茶葉の見た目

普通の煎茶は形が整った針状の形をしています。
深蒸し茶は長時間蒸すため、成形時に形が崩れ、細かい見た目になっています。

抽出時の水色の見た目

普通の煎茶の水色は黄色で透き通った色をしています。
深蒸し茶の水色は不透明で綺麗な緑色をしています。

蒸す時間が違うだけで全く異なる味わいになるのは緑茶の面白いところです。
飲み比べてみるとその味わいの違いに驚かれることでしょう。

深蒸し茶の効能


深蒸し茶はガン予防やインフルエンザ予防になると言われています。

なぜ深蒸し茶がこれらの予防になると言われているのでしょうか。
その理由についてみていきましょう。

ガン予防

深蒸し茶には抗ガン作用を持つカテキンという成分や、ガンの原因となる活性酸素を消す働きをするβカロテンやビタミンEという成分が豊富に含まれています。

実際に日本で最もガン死亡率が低い町「静岡県掛川市」では深蒸し茶を1日に7~8杯は飲むそうです。
なぜ掛川市や菊川市、そして杉本園のある島田市金谷地域でこんなにも深蒸し茶が飲まれているのか?

それは日照時間に関係します。
深蒸し茶の生産地では他の茶産地と比べて日照時間が長いため、葉肉が厚く渋みの強いお茶になります。

葉肉が厚いと綺麗に針状にならず、味も渋みが強く、安く買いたたかれていました。
そこで、見た目と渋みをどうにかしたいとして生まれたお茶こそが「深蒸し茶」だったというわけです。

インフルエンザ予防

緑茶に含まれるカテキンにはウイルスや細菌の侵入を防ぐ効果があります。
そのため、カテキンが豊富に含まれる深蒸し茶はインフルエンザ予防に非常に効果的です。

ちなみにカテキンには抗ウイルス作用だけではありません。
抗酸化作用に抗ガン作用、コレステロールを下げる作用、血糖値の上昇を抑える作用など、健康面において素晴らしい効能を持っています。

緑茶の効能

茶葉
深蒸し茶も緑茶の一種です。
詳しくは、緑茶の種類の中に煎茶があり、煎茶の種類の中に深蒸し茶があります。
そう考えると、お茶の種類はかなりありますね!

さて、緑茶の効能についてですが、もちろん様々な効能があります。
深蒸し茶のついでに緑茶全体の効能についてもみてみましょう。

健康面でのサポート

先ほど深蒸し茶の効能でも紹介した通り、緑茶に含まれるカテキンには抗ウイルス作用や抗がん作用などがあり、健康面で様々なサポートをしてくれます。

カテキンは近年注目されている栄養成分で、特定保健用食品に指定される緑茶が販売されるほどその効果は国によって証明されています。

ちなみにカテキンには脂肪燃焼効果もありで、ダイエットに利用される方も多いです。

リラックス効果

緑茶に含まれるテアニンという成分にはリラックス効果を与えるアルファ波を増加させたり、ストレスを軽減させたりする効果があるとされています。

それ以外に興奮した神経を鎮める効果もあり、飲むだけで睡眠の質を向上させてくれます。

ただし、緑茶には覚醒作用があるカフェインも含まれているので、寝る前に飲むとお互いの効果が打ち消されてしまうので注意が必要です。

集中力が上がる

緑茶には覚醒作用を持つカフェインが含まれているので、集中力の向上や疲労感の低下といった効果を期待できます。

また利尿作用による老廃物の排出という効果もあります。

ただし寝る前に摂取してしまうと中々眠りにつけなかったり、すぐに目が覚めてしまうので注意してください。

まとめ

エイゴ
エイゴ
いかがだったでしょうか?

深蒸し茶は通常の2~3倍の蒸し時間を確保することで渋みのないマイルドな味わいになっているので、誰にでも飲みやすい緑茶になっています。

深蒸し茶を飲むだけでガン予防やインフルエンザ予防につながります。

他にも抗酸化作用やコレステロールを下げる作用など、健康面に関する良い効能をたくさん持っているので、健康が気になっている方はぜひ飲んでみてください。

最期まで読んで頂きありがとうございました!

この記事を書いた人
エイゴ
エイゴ
無農薬茶の杉本園の長男坊!
主に「お茶の製造加工」「ホームページ作成・管理」を担当!
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