オーガニック日本茶通信

オーガニック日本茶通信:大変だった新茶が終わり、水出し茶の季節!

お茶の蒸し工程

通信No.041「2007年07月」

暑中お見舞い申し上げます。

みなさんこんにちは!今年の新茶はいかがでしたか!?

「今年の新茶は甘いですね。」との声が多く寄せられました。

毎年、どうなんだろうとわくわくしながら出来上がったお茶を淹れます。

今年は鋭悟が「母さん、オレ淹れようか?!」と……

(鋭悟の淹れたお茶は悔しいけど絶妙なお茶の美味しさがでます。)

まずは仏様にお供えして次にお爺ちゃんお婆ちゃんへ……お爺ちゃんの「ど~れ……!」

(正直言ってこの時が一番ハラハラもんです。)

「うん、新茶の味と香りが出てうまいな~。」との言葉にホッと胸をなで下ろし、皆で飲み合いました。

息子もHPのブログにちょこっと書いていましたが……お茶前から忙しい日が続き、お茶の途中で主人がダウンしてしまいました。

(鋭悟と一緒にやれるのが嬉しくて張り切りすぎたのかも?)

しかし、仲間がいると言うことは本当にありがたいことです。

皆も疲れているにもかかわらず、真夜中過ぎまで鋭悟に教えてくれながら家のお茶を揉んでくれました。

翌日も身体の慣れていない鋭悟も必死になってオジさん達について行きますが……夕方、姿が見えないと思うと部屋で爆睡です!

そして、私に叩き起こされお茶工場へ機械についた茶渋を取りに向かいます。

お茶工場ではオジさん達と実に楽しそうにやっています。

私が「ありがとね。いろいろと教えてくれて……」と言うと、主人の同級生の北川さんは「やい!やばいなあ、伴子さんにそう言われると……ろくでもない話ばっかりだぜ(笑)」

(それでも嬉しいです。)

 

哀れな息子達?(笑)

〈その1、四男編〉

今年、高校生になった我が家の四男、頼めばパッと動いてすぐにやります。

たまには「え~!」と言いながらも、やります!

主人も鋭悟も「二番目と三番目はあまり役に立たないけれど巧は役に立つ。」と、我が家ではしっかり人数に入れられています。

新茶の時期はもちろん!普段の畑仕事からお茶詰め、事務仕事、何でもやります。

特に通信の印刷などパソコン関係は巧に任せっきりです。

しかし、先日「タクー、手伝ってー」と言ったところ「僕は五月の連休からズ~ッと休みなしで働いているから今日はやらない。」とテレビの前から動きませんでした。

その様子に周りの方がビックリ!!「えっ!タクがストライキ~」「タクちゃんが……」「でも、長くは続かないよ。きっと……」「うん、そうだね。タクだもん!(笑)」案の定、一時間くらいして見たいテレビが終わったのか「僕ってやっぱりこうなんだよなー」と首をうなだれながら椅子に座りお茶詰めを始める巧でした(笑)

〈その2、長男編〉

一番茶の刈り取りが終わるとすぐに田植えです。

父親が疲れているからと今年、初めて機械の田植えに挑戦。

結構大きな田んぼを幅の広いとこあり狭いとこありと曲がりくねって植え、後を補って行くお婆ちゃんちゃんは大変!

……は、さておき静岡に戻ってきてからは若者と交流がまるでなく、親としては可哀想で「たまにはどこか行って友達と遊んできたら……」と言うと「このクソ忙しいのにどこへ行けっていうんですか?!連絡したくても母さんが携帯を洗ってしまい連絡の取りようがありません!それに、親父が心配でいけません!(笑)」たのもしい???????けれど、ますます親父っぽくなっていく息子が心配です!

試飲販売に行っても囲まれるのはおばさん達ばかり。

そして、周りの女性と言えばウン!?私とパートの櫻井さん……でした。

 

やってきました水出し茶の季節です。

7月に入りますます暑くなりましたね。こんな時こそ『水出し茶』です。

『水出し番茶」に血糖値を下げる効果がある話題になり、ご存じの方も多いと思います。

が、騙されたと思ってやってみて下さい。もう~美味しい!!

本当に美味しいです!お茶の観念が変わります!

スッキリ爽やか、後に残らなくていいです。

「かりがね(くき茶)がこんなに甘いなんて……」

「冬でも水出し番茶ばかりです。」

「うちの子は水出しほうじ茶が大好きです。」

等々、飲んで頂いている皆様から大好評です。

 

【作り方】

とっても簡単です。

水1リットルに大さじ2杯くらいの茶葉を入れて冷蔵庫で一晩寝かす。

だけです。

夏は雑菌が繁殖しやすいので絶対冷蔵庫に入れておいて下さいね。

出来ましたら1日で飲みきって下さい。2日目になると少し苦みがでてきます。

 

次に今年の新茶から販売し始めました「荒茶」

正直言ってこれほど皆さんに喜んで頂けるとは思いませんでした。

マジで……(笑)

追加のご注文も頂いたほどです。

ただ500gという量の多さが今ひとつですが、手を掛けない分お安くしてありますのでお許し下さい。

『緑茶の味と香りが強い感じ』のお茶です。

荒茶の青っぽさがあまりお好きではない方はゴメンナサイ……

こちらも今までのお茶とは別物に感じますよ。

是非、一度お試しください!

 

80歳を過ぎて初めて知った新事実!!

新茶の時期、一緒にやっている増田さん(善光園)のところにボランティアの若い子達が手伝いに来てくれました。

まだ、お茶刈りも始まったばかりで空いている時間は草取りをしてもらったようです。

家のお爺ちゃんが「ワーワー」言いながら走ってきました。

「うん!?どうしたの?」

「オイ!信じられんケーが善光さんのとこに来た若い衆が草取りが楽しくてたまらんて言ってるらしいぞ。そんな事あるだかいな~。あの長い通りを取るのにオレは一日かかるし、えらくてたまらん。芳樹は草刈り機で刈るって言うケーが、そんな事している家はどっこにもないぞ。手で一つ一つ取るしかないだケーが、それん、なんで楽しいだかいな~。オレにゃーさっぱりわからん。」と目をぱちくりしていました。

なんだかんだ言いながら草取りにすべてを掛けているお爺ちゃんです。

取った草をお茶の樹の上に置き、そんな事すれば樹が枯れてしまうのにお構いなし、必死で草取りをしているお爺ちゃん!

草取りに夢中になり帰りが遅いので携帯を持たせたところ「お前らも早く草取りに来い!」と電話を掛けまくるお爺ちゃん!

袋詰めなどの仕事をしてくれる櫻井さんが来ると「今日も仕事があるだか?」とホッとしているお爺ちゃん!

お爺ちゃん、一番大変なところを毎日毎日ありがとうございます。

これからますます暑くなるから無理だけはしないでね。

だって、自分の身体より草取りなんだから……

 

お茶農家長男のちょっとした解説と補足

この頃は身体が出来ていなくて昼間のお茶刈り、運び出しでヘロヘロになっていました。

夜の工場仕事まで体力が持たず、掃除まで部屋でバタンキューしていました。

この頃のお茶時期はオジさん達も若くて1日17時間くらい働いていたと思います。

今は収穫の機械化が進み、自分もお茶揉みを覚えたので早く終わることが出来ます。

 

お爺ちゃん現役時代は家のお茶畑には草一本ありませんでした。

おかげで土が乾いてしまい、風が吹くと砂が舞い上がっていました。

草が生えてる畑=仕事が出来ないという感覚が染みついているので仕方がありません。

さらに自分が主体でやって来たときは他の農家に負けないようにやって来たので、無農薬という概念が全く理解出来ていません。

これに関しては今も出来ていません。

そう考えると、新規就農以外で無農薬で始めた農家さん達は凄い人達なんだなと思います。

 

ここまで読んで頂きありがとうございました!次回のNo.42もご期待下さい!


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