オーガニックお茶通信

過去から見る無農薬茶の杉本園:お通信No.36 2006年2月発行

杉本園家族写真

お茶畑からこんにちは!

皆さんこんにちは!この冬は例年にない寒さです。

風花程度で雪など滅多に降らない牧之原台地でも、二回も雪が降りました。

お客様から頂くお便りやメールでも半端ではない位の寒さや雪の様子に驚かされています。

主人はお正月に帰って来た上二人を「帰ってきたら何をやらせよう」と待ちかねてました。

しかし、長男は学校で勧めてくれたパソコン関係のバイトがかなりキツいようで31日の夜に顔をむくませ、ヘロヘロになって帰って来ました。

全く使い者にならず、ひたすら寝正月を送り3日に畑に喚きに行き、多少ストレスを発散し東京に戻っていきました。

そこで、いつも体良く逃げられる次男を今回はなんとか使い、3日、4日とお正月そうそう畑に出掛けて行きました。

新茶に向けて古い葉っぱが入らないように刈り落とす“ならし”をして来たようです。

息子が「お母さんスゲーよ!機械を持って歩いていると突然落とし穴が……それも何カ所もあるから、穴に落ちるたびにお茶の樹がデコボコになったよ。(笑)」

オイオイ、それって笑い事ではないんだけど……

お茶の樹と樹の間はイノシシが掘ったらしくズーーーーっと土が掘り返され、所々に落とし穴が掘られている状態だったようです。

畑仕事で疲れた次男でしたが今回は『働いたぞー』とばかりに意気揚々と3日間のバイトをする為に名古屋に戻って行きました。

……が、しばらくすると「鍵忘れた。連れの所に泊まる。」とメールが入りました。

そして、7日には成人式の為にまた帰って来ました。

 

寝かしておいた草の中には・・・

大井川の土手草を空いている土地に山積みにし一年間、寝かせて置きました。

草は発酵していてとても温かく、ぼかし肥料のような香りがしていました。

その草を小型のユンボでダンプに乗せて貰っていたら、もの凄い数のカブトムシの幼虫が出て来ました。

クリームの色の大きな幼虫がクネクネと……「ワア~!すごい!」状態です。

養殖ではない本当の天然物です。

近所のおじさんがそれを聞きつけ、ユンボやダンプの周りを動き回り拾っていたそうです。

自分の事そっちのけでカブトムシの幼虫を拾い集め、箱いっぱいにして抱え込んで帰っていったそうです。

主人は「ユンボに当たりそうで怖かった。」と言ってました。

私はその草が田んぼに入れられたので広げながらゴミ拾いをしました。

この草は大井川の土手草を機械で刈り取った物なのでビニールなどのゴミが一緒に入っています。

ゴミを拾い、草を広げるたびにやっぱりカブトムシの幼虫が……温かいところから急に出されたので、もう動かなくなっていました。

その数も半端ではありませんでした。なんか、可哀想で草を掛けておきました。

仲間の北川さんにその話をしたところ「自然の物って凄いよな。誰が教えるわけでもないだろうに自然と一番いい環境を見つけて産むんだから……しかし、伴子さんこれを育てて売ればいいお金になるぜ!(笑)」と……

(とんでもない!!男の子を四人も育てていて、その上、カブトムシ!マジ!ヤダ!)

そう言えば家の子達、小学生の時はカブトムシやクワガタを捕まえに行ってたけれど、今は気にも留めません。

 

今更ながらですが、家族の様子を・・・

新しいお客様も増えたので改めて最近の我が家の様子を・・・

主人は……53才

三重大学を卒業後に製茶機械を作る寺田製作所に勤め、制御装置の開発をしていました。

社長さんが理解のある方で両親の助けを得て、会社と茶畑の両方をやっていました。

平成5年に無農薬のお茶を始め、今では会社を辞めお茶の栽培、製造、販売をしています。

両親……父80才、母76才

最初は無農薬に大反対!今では頑固な息子に諦めて文句を言いつつも一番助けてくれます。

今があるのも父と母のおかげです。今でもバリバリの現役です。

長男(鋭悟)……23才

跡取り?5年前に「僕はひと通り農業はやったから」?と東京に……

(親から言わせるとフラフラしながら)

やっと!この三月にキャラクターデザインの専門学校を卒業予定。

HP、年賀状のチャッパーシリーズなどをやっています。

春からは東京と家の半々生活とか?学校、先生、友達に恵まれ周りに育てて頂いています。

次男(数弘)……20歳

名古屋工業大学二年生、親元を離れ、ただただ大学生活満喫中(フー)

主人は仕事で名古屋に行き20才になった息子と一杯やってきて大満足! 

三男(真理シンリ)……高3

只今受験真っ只中!自然が大好き!行きたい学校はただ一校!

他には脇目もふらず25日の前期試験に向け勉強中!

四男(巧)……中2

ブツブツ言いながらも一番家の手伝いをする子です。

主人は将来お茶の機械の開発を一緒にやりたがっていますが……

最後に私は……46才

見た目ばかりでなく目指すは肝っ玉母さん!と頑張っていますが……

本当は隠しておきたいのですが家は普通の農家です。お店とかはありません。

お茶畑しかありませんがお気軽にお立ち寄り下さい。

 

主人が「書いてくれ!書いてくれ!」言うので……

仕事中に桜井さんが「杉本さんのお茶を飲むようになって子供達がお茶のお代わりをするようになったよ。」と話をしてくれました。

桜井さんの子供さんは高1と中1の大きなお兄ちゃん達です。

実はこのお兄ちゃん達、お茶の試飲販売の時にはお茶の郷まで足を運んで手伝ってくれます。家の子達には逃げられますが……

主人なんてこの話を聞いて嬉しくてニコニコしています!

飲んで頂いている皆さんからも……

「今まで飲んでたお茶はいったい何だったんだろう。子供もお茶が好きになりました。」

「4歳の末っ子が『ママお茶ちょうだい』というのが不思議な気持ちです。こんなに小さくてもお茶の違いがわかるんですね。」

「この前飲んでとても後味がよく美味しかったです。子供が『ああー、いい香り!』と言っていたのが新鮮でした。」

「子供は番茶を冷ましたものをいつも飲んでいます。」

「長男11歳から『ほうじ茶が美味しいから飲みたい』とのリクエストです。」

「二歳の孫が“初芽”が大好きです。」

などのコメントを頂けて主人は嬉しくて嬉しくて……

私は他の文章をやっと!!書いたのですが、ぜ~んぶ!却下されてしまいました。

私の半日はなんだったんだろう……(笑)

 

長男のちょっとした解説と補足

この頃は丁度パチンコのアニメーションを書いてた頃ですね。

自分の人生の中で一番のおデブな時(写真参照)で、そして一番死んでた時です(笑)

この時は31日に帰ってきて22時に寝て、起きたら1日の夕方だったのを覚えています。

4日からまた仕事だったので、ひたすら寝て英気を養ってましたね。

この頃は1日の睡眠時間が3時間だったのですが、実家の安心感か凄く寝てました。

ここまで読んで頂きありがとうございました!次回のNo.37もご期待下さい!