オーガニックお茶通信

過去から見る無農薬茶の杉本園:お通信No.34 2005年7月発行

茶の樹の剪定後

お茶畑からこんにちは!

暑中お見舞い申し上げます。

みなさんこんにちは!毎日暑い日が続きますね。

毎年の事ながらこの時期は炎天下の中をひたすら草取りです。

よその畑はあまり草が生えていないのに……

普段は「土が生きてる~!」なんて、暢気な事を言っていても、暑い中、毎日草を取り続けるとつい愚痴が出てしまい(余所はいいな……)等とつい思ったりして……ごめんなさい!

それでも今年は毛虫がほとんど見あたらなくなりました。

昨年まで畑に近づいただけで痒くなり、主人なんて何度か顔が小岩さん状態になりました。

丁度それもこの時期でした。No.31にも書きましたが、今回はお茶の樹に目を向けました。

本来の幹から上に伸びている枝だけを残し、地中へと伸びている枝は全てカットしました。

地中へと伸びた枝はそこから浅い根を張り横へと成長します。

しかしその枝は根が伸びず、茶の樹全体のバランスが崩れてしまいます。

主人が言うにはその弱い場所に毛虫が付くようです。

世間ではその枝を大切にして収量を増やします。

根が浅い畑では化学肥料漬けでもありのようですが、家では全く逆に引き抜き、本来の太い幹だけを残し、一本仕立てにしています。

横枝がスッキリして、根元まで風が流れ日当たりが良い健全なお茶の樹作りをしました。

元々フカフカな土なので、草が益々元気になり、あっ!と言う間にお茶の樹丈くらいに伸びてしまいます。

畑中を草を取りまくり、所有している畑を一回りして戻ってくると、また元の状態です。

それを見ながら苦笑いの今日この頃です。

 

試飲販売でのひとこま

試飲販売をしていた時、偶然に主人の知り合いの方とお会いしました。

その時に『完熟したトマトを植えて芽を出させる』という講習会のお話をしてくれました。

思わず「えっ?!わざわざ植えるんですか!?」と聞いてしまいました。

何故かというと……

1.家の畑は昨年落ちた種から芽を出したトマト、赤紫蘇、青紫蘇でいっぱいです。

その他にもピ-マン、サニーレタス、水菜、苦瓜、スイカ、カボチャ、ジャガイモ、ネギ、なんだかわかんない菜っ葉……

水菜やジャガイモは食べられませんでしたが、その他は時季外れの物でも頂いています。

2.我が家では野菜クズは畑に穴を掘って埋めています。

昨年はナント、捨てたマスクメロンの種から一つメロンが生り、網目こそ今ひとつでしたが美味しく頂きました!!

今年もメロン?なのかマクワ?なのかいくつか出ています。

冬にはこの冬バージョンがあります。

ただ、周りが農薬を掛けるのでチョウチョが少ないので実の留まりが悪いです。

3.お茶畑でも動物の運んだトマトやスイカなどが芽を出しています。

このまま大きくして畑に来るたびに『パクッ!』って食べたら、美味しいだろうな~と思いつつも農作業の邪魔になるので、他の草と一緒に引っこ抜いています。

家では特別でもなんでもない事なのですが、今の世の中わざわざ講習会を開いてこういった事を教えるんだ!と、私にとってはそちらの方が新しい驚きでした。

それだけ自然が自然として機能していなくなったという事なのかな?

 

豊田市にデビューしました。

車の街、豊田市の『スーパーやまのぶ』さんにお茶を置いて頂けるようになりました。

野菜なども、まだ無農薬という言葉も出回っていない位の頃から直接農家に頼みに行って作ってもらっていたそうです。

お店の方も「最初の頃は社長が『無農薬』だ『安全』だと言ってもなかなか消費者には受け入れられなかったけれど、今ではそれがメインですよ。」とおっしゃっていました。

家の方のスーパーとは違って安全性の高い商品が数多く並んでいました。

お茶のコーナーも『有機』とか『無農薬』の商品が揃えられていました。

しかし、『無農薬』って表示する事は国の基準では存在しない物の為、指導を受けた事もあるとおっしゃっていました。

それを聞いた主人は(いつもの事なのですが……)

「それはおかしい!実際にあるんだから!それこそ良いチャンスだ!お役人と話させて貰います。また言ってきたらぜひ!家に振って下さい!」などと……(あ~、また言った……)

と思いながらも、何はともあれ定着できるように頑張ります!!

豊田市に行かれた際にはぜひ覗いて下さいね。

 

合併して島田市になりました。

平成の大合併で金谷町から”大井川を挟んだ島田市”と一緒になり、『無農薬茶の杉本園』も島田市になりました。

金谷町金谷から島田市金谷に住所が変わりました。よろしくお願いします。

“越すに越されぬ大井川“と歌われた大井川も、今では車で楽々に渡れます。

この大井川には『蓬莱橋』という世界一の木造歩道橋が掛けられています。

ギネスにも認定されているようです。

 

この夏は・・・水出し番茶だ!!

と言うわけで……今、私が凝っているのは水出し番茶です。

ペットボトルのお茶のようなすっきりとしたさっぱり感です。

それも・・・ペットボトルとは比べ物にならない『おいしい!!』です。

作り方:1.5ℓ位のボトルに大さじ3杯の番茶と水を入れ、一晩冷蔵庫で冷やします。

好みもありますので調節して下さい。飲む際に茶葉が邪魔ですので急須に移して注ぎます。

お茶っ葉を入れるティーバックなどを使用すると便利です。

しかも、この水出し番茶は美味しいだけではありません。もの凄く良い事があるのです。

番茶の中に含まれているポリサッカライドという物質が血糖値を下げる働きがあります。

ポリサッカライドは熱に弱いので水で出す必要があるそうです。

冷蔵庫に保存しておけば2,3日は大丈夫ですが、茶葉を入れたままでは苦みが出て来ます。

テレビでも取り上げられているのでご存じの方もいらっしゃるかと思います。

今『水出し番茶』は(我が家で)チョットしたブームです。

番茶があまりにも美味しかったので『ほうじ茶の水出し』は……とやってみました。

これもおいしい!です!息子達はこちらの方が好みでした。

 

長男のちょっとした解説と補足

豊田市にある『スーパーやまのぶ』さんには今もお世話になっています。

現在、豊田市と岡崎市に7店舗あります。

新東名が出来てからかなり行きやすくなったので、なるべく顔を出すようにしてます。

……が、時期によっては中々顔を出せずに商品が切れていることもしばしば……

申し訳ありません。なるべく行くように頑張ります!

 

水出し茶は今ではテレビなのでも取り上げられ、水出し用のボトルも発売されています。

→ 水出しポット ←

最近では氷り出し茶なるものも登場し、甘味のあるトロッとしたお茶が出来ると好評です。

また作り方などをいつか載せていけたらと思ってます。

ここまで読んで頂きありがとうございました!次回のNo.35もご期待下さい!