オーガニック日本茶通信

オーガニック日本茶通信:有機認証取得!有機栽培の新茶はいかが?

2001年お茶工場

通信No.022「2001年08月」

今年の新茶はいかがでしたでしょうか?

工場掃除今年は仲間の北川さん、増田さんと一緒に、初めて新しい工場でお茶揉みをしました。

今まで全工程を通してお茶を揉んだ事があるのは主人だけです。

その為、主人が主になり揉み始めましたが「三人よれば…」と言われるように凄いです。 

主人は機械を動かす制御盤の開発、調整を行いました。

増田さんはコンベアーなど大きな機械の調整や交換をしてくれました。

北川さんは機械全体の使い勝手を良くする為に何でも溶接して作り、増田さんと二人でどんどん直してしまい「アッ!」と言う間に、機械が使いやすく様変わりしました。

また、揉んでいる途中で故障する事はとても大変な事です。

その間は機械が動かなくなるので、生葉は萎れてお茶が出来ずに大変な事になります……。

が!ここでは違います。誰かしらがパパッと直してしまいます。

主人は「今まで一人で揉んでいた時とは凄い違いだ。揉む事に集中できるし、揉み終わって真夜中過ぎからやっていた掃除も皆でやれば早いし、本当に楽になった。」と大喜びです。

でも、それだけではないんです。お茶刈りも一斉に数台で刈るので仕事がとても捗ります。

大勢でやると能率も良く、楽しいし、良いことばかりで幸先の良いスタートが切れました。

二人ともとても熱心で、終わる頃には大部慣れてきたようです。

 

有機認証取得!『自然のわ研究会』設立   

前回の通信に書かせて頂きました「有機の認証」を4月17日に取ることが出来ました。

主人はこの認証の基準や国の決めた「有機」「無農薬」という言葉に対しても、とても疑問を抱いています。

それでも取ろうとしたのは有機の認証を取ることにより、荒茶(大口)で問屋さんに売った場合に一般のお茶と混ぜられる可能性が少なくなる為でした。

作っている私達から見えない距離の方には、かなりの信頼性を持たせるように感じました。

しかし、『認証の取れたお茶からも早速、農薬が検出された。』と言う記事を見ました。

また、検査をする方の人間性についても、チラッと聞こえてきて驚かされました。

内容面、費用面などこれから考えて行かなくてはならないことも多いと思います。

こんな事を書いていたら主人が横で「有機の認証が価値を持ってくるかどうかは消費者が決めるんだと思う。」と、一言。

主人にとっては「自然のわ研究会」を作った事により仲間が出来、助け合う事ができて精神的にも肉体的にもとても心強いようです。

有機の認証は私から見ると書類の山や、面倒な事細かに記載する義務があります。

しかし、主人は「今まで農作業や、お茶揉みの工程など簡単に書き留めてあっただけだが、もう一度自分のしてきた事を振り返ってみる事が出来るし、ちょうどいいな。それが今後にも生かされる。」と、認証よりもその副産物?が嬉しいようです。

そして、仲間が増えることを密かに期待しているようです。が、はたして……。

 

『自然のわ研究会』名前の由来

みんなで考えに考えて主人の意見が採用されました。

数年前に講演会で一冊の本と出会いました。

「はじめてのことば」〔大和出版〕と言う本でした。

講演をして下さった中野裕弓さんがこの本を書かれた流奈君とお友達ということで、講演の先々でこの本を紹介されているそうです。

日木流奈君と言う脳障害児(8歳)の子供の書いた本でした。

流奈君はドーマン法と言う脳障害児のためのリハビリプログラムの中で24時間過ごしているそうです。

流奈君とご両親、ボランテイアの方々の努力があって、流奈君は文字盤を指さしながら会話がとれるようになり、ボランテイアの方が流奈君のメッセージを本にまとめたものでした。

とても大きな愛を感じさせてくれる本のような気がしました。

その中のメッセージ13にこのような詩が書かれていました。

 

『和』

環境の環も食物連鎖の輪も、自然の和の理。

回っていかなければ、輪だけでなく環さえも崩す。

人の和の崩れは自然界の和を崩す。

平和に自然と和解し、回る輪を自然界に戻そう。

地球の形をした輪が、和となれるように。

(日木流奈くん著「はじめてのことば」大和出版より)

 

これを8歳のそれも脳障害の子が…と、思われるかもしれません。

私達は無農薬のお茶栽培をするようになってから、今までの人間サイドの〈常識〉〈知識〉と言うものに対して疑問を感じるようになりました。

そして「こうあらねばならない。」という事はないのでは?

自然だったら…と思えるようになり「へえー、こんな子もいるんだー。」とすんなりこの本を読みそして、驚き温かいものを感じました。

 

<以下、主人の説明です。>

”環境の環”

大きな意味のリサイクル、すべての生き物はエネルギーが摂られた後は生ゴミ、排泄物、死骸などになり分解されて自然に戻る。

それに、空気、水などを含む自然循環。すべては元に戻る。

”食物連鎖の輪”

すべての植物や動物、もちろん微生物も含めて連動している。

どれが重要で、どれが不必要か、などと言うものは存在しない。

全ての生き物は鎖のように繋がっている。

”自然の和の理”

環境の環も、食物連鎖の輪も、自然界の調和の”和”の中で保たれて、全てはバランスが取れている。

調和とは常にバランスを取らなくては成らないのに、そのバランスを人間が崩しているよ。

”人の和”

精神まで含めた人の心、お互いが不信感を持っていたり、相手を威嚇し非人道的な事、言い換えれば、もし戦争などが起これば自然界も崩すよ。

平和を保つことは自然界を守ることと同じ事。今、人間が回らなくしているから元に戻す。

小さな物も含め、地球規模で”環境の環”も、”食物連鎖の輪”も、”人の和”も、全てが順調にいくように…

 

余談ですが…私にはよくわからなくて、その時、主人に解説して貰いました。

当時、中学生の長男に「これは説明しなくていいんだよ。読んだ人が感じるままで……。」などいつものことながら偉そうに言われました。

 

 

お茶農家長男のちょっとした解説と補足

この新工場、機械が入る前は凄く広い部屋が出来た~という印象で、工場の中でボール遊びしていました。

新茶時期に工場が稼働する頃、僕は高校を卒業して東京へと行っていたので知りません(笑)

ただ父を含めたオジさん集団はなんでも出来たので、自分達の代はどうすんべか……というのが最近の悩みです(^^;

簡単な修理に来て貰うだけでも出張費でかなりの額を取られるんですよね……。

日木流奈君に関しては、僕は正直よくわかりません。

なので説明できません。申し訳ありません。

 

ここまで読んで頂きありがとうございました!次回のNo.23もご期待下さい!

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