オーガニック日本茶通信

オーガニック日本茶通信:無農薬茶の杉本園ビッグニュース特集!

お茶畑のナラシ作業中

通信No.017「1999年12月」

11月下旬からお茶畑の“ならし”という作業をしています。

ならしとは来年の新茶に向けて古い葉が混ざらないように、10月の秋冬番茶の刈取以降に伸びた葉っぱを刈り落とす作業です。

この時期はお茶の花が咲いています。白い花びらで真ん中は黄色くとてもかわいい花です。

今年は花の数がとても多く、緑のお茶畑一面に真っ白く咲いているお茶畑もあります。

我が家のお茶の花は余所の花より少し遅く、まだつぼみです。

ならしをしていると、少し伸びている葉っぱと一緒につぼみも刈り落とす事もあります。

白や黄緑のつぼみが、ならし機の上をコロコロ転がっていく様子は、まるで真珠の様です。

大きなつぼみは刃で切られると、中の黄色い花粉と白い花びらが”ポンッ”と弾けるように、葉っぱの欠片と一緒に飛んでいきます。

その様子はちょっと幻想的です。

でも、あまりにも可愛らしく綺麗なので、刈り落とすのがもったいないです。

…ナーンて浸っていても、主人は休む暇もなくどんどん刈り落としていくので、私はならし機の片側を持ちながら、ただひたすらくっついていくのが現実です。

ならしをしていると草が目に付きます。

前回取ってからひと月も経っていないのに、もう所々で大きくなっていました。

その中に柔らかくて美味しそうなヨモギがありました。

お正月のお餅をつくときに入れようと、取ってきました。(^v^)

 

今年度の我が家ビッグニュース特集!!     

その1:5月に観光バスでいらした千葉EMネットの皆さんをお迎えいたしました。

No.16を参照。

 

その2:初めてロシア人をお迎えしました。

最近、海外への輸出のお話がよく舞い込んできます。

福井の志甫さんとご一緒にロシアのイワンさんが来て下さいました。

イワンさんは本来、地学博士だそうですがロシアでは仕事が無く、友人の志甫さんの会社で働いていらっしゃるようです。

五カ国語がペラペラで、正座もされて…私にはお茶の話しよりもこちらの方が驚きでした。

主人は輸出関係には乗る気はないのですが、素敵なお二人にお会いして”まずは人だな”って感じたようです。……が、「志甫さーん、その後お話がないですネー。(笑)」

 

その3:今、家の横に新しくお茶工場を建設中です。          

主人も、もう47歳。

「今、思い切って造らないと俺の時代がなくなるからナ-。」

長男「そんなことないよ、親父ずーーーーーーっと現役だよ。俺借金いらないから、この家も畑も工場も全部、数弘に譲るよ。」

次男「鋭悟兄ちゃんズルイ。僕だって外へ出るよ。真理(しんり)やれよ。」

三男「エー、僕も借金いらない。巧がいるじゃんかー。」

「タクちゃんお母さんと一緒にづーっとこの家にいようネ!」

四男「うん。ぼくお母さんといるー。」

おじいちゃん「困ったナ-、無農薬なんてやりだして工場まで建てて誰も後を継がんで、おらン家はどーなちゃうだいなー。」

…と真剣に悩んでいます。

それぞれの言い分はあるようですが、建て始めてしまった物はしょうがない。お父さん頑張るしかないね!\(^^)/

 

勝手にお便りPART

色々な所に勉強?イエ、顔を出すのが好きな主人は、先日も東京で開かれた農業機械学会のセミナーに出かけました。

その後、ひょっこりと『夢くらぶおやまつ』さんにお邪魔させて頂いたのです。

江東区で布団屋さんをされていらっしゃる親松さんは、ご自分で集められたこだわりの商品も扱っていらっしゃいます。

そのお仲間に入れて頂けた家のお茶はナント!お店の中央の特等席に置かれていました。

以前はお布団を買いに来たついでにお茶を買って下さっていたのが、今ではお茶だけを買いに来られる方もいらしゃると言う嬉しいお話に、ニコニコ顔で帰ってきた主人でした。

また、通信も楽しみにして頂きお客様にも渡して下さいます。

何を隠そう毎回なかなか通信が書けないで先送りしている私は、親松さんからの「通信はまだですか?」のお電話でやっと動き出すのです。

重ね重ねありがとうございました。

 

東京の福川さんが遊びに来ました。

お父さんはお茶屋さんをしていらっしゃるのに、家のお茶を気に入って飲んで下さいます。

そればかりか、法事にいらした親戚の方にまで紹介して頂いて…(いいのかなー?)

「大規模なお茶畑を有機肥料だけでまかなっているのを見て、そのご苦労と同時に杉本さんのバイタリテイ―には圧倒されました。」とお手紙を頂きました。

福川さんはお茶同様に主人の事も気に入って下さいまして、お電話でも主人の事ばかり話すので「主人でなくてスミマセン。(笑)」と、つい言ってしまいました。

お友達の武藤さんは植物に大変詳しい方です。

畑に着いてすぐに土壌検査を始めました。またしても私のつい、一言「福川さん恐い人連れてきたんですね。(笑)」と……。

 

群馬EM研究会の会報が届きました。

私達が大変お世話になりました、黒沢さんがご病気で亡くなられたと書かれてありました。

黒沢さんには、私達が本当に大変な時に助けて頂いたり、励まして頂いたりしました。

ご迷惑をお掛けしただけで、お別れになってしまいました。

黒沢さんは「お茶畑を見てみたい。」と、いつもおしゃって下さいました。

いらして頂けなくてとても残念です。

黒沢さん本当にいろいろとありがとうございました。

 

 

お茶農家長男のちょっとした解説と補足

この頃は家を継ぐと言われるのが本当にイヤでした。

子供の頃から言われ続けてたというのもありますが、毎日無農薬のことで言い争っていたので、家に居るのが苦痛でした。

早く家を出たい!とずっと思っていましたね(^^;

家を継ごうと決断したのは、まだもうちょっと先の話です。

 

ここまで読んで頂きありがとうございました!次回のNo.18もご期待下さい!


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